2025.07.22
「水の事故」から命を守る7つのポイント
水の事故を防ぐには、次の7つのポイントを守ることが自己救命の基本です。
① 立入禁止の場所に近づかない
海や川には見えない危険が潜んでいます。
「立入禁止」などの表示がある場所には絶対に近づかないようにしましょう。
② 体調が悪いときは水に入らない
疲労や睡眠不足、体調不良のときに水に入るのは非常に危険です。
無理をせず、体調に不安があれば中止しましょう。
③ 単独行動を避ける
一人での行動は発見が遅れ、救助が間に合わないこともあります。
複数人で行動し、行き先や帰宅時間は家族に伝えておきましょう。
④ こどもから目を離さない
こどもは危険を察知する力が弱く、波にさらわれることもあります。
ライフジャケットを着用させ、常に見守りましょう。
⑤ 飲酒後は泳がない
お酒は判断力や運動能力を低下させ、事故のリスクを高めます。
飲酒後の遊泳は絶対に避けましょう。
※飲酒して海水浴中に事故に遭った人の死亡率は、飲酒していない人の約2倍です。
⑥ ライフジャケットを着用する
体に合ったライフジャケットを正しく着用することで、命が守られます。
点検も忘れずに行いましょう。
⑦ 連絡手段を確保しておく
事故時にすぐ通報できるよう、防水ケース入りの携帯電話などを持ちましょう。
・陸上での通報は「110(警察)」「119(消防)」
・海上での通報は「118(海上保安庁)」
海上ではGPSをONにして通報すると、位置情報が伝わり迅速な救助につながります。
聴覚・発話に障害がある方は「NET118」。
また、スマートフォンで現場の映像を送信できる「Live118」の運用も始まっています。
通報を受けた海上保安官が必要と判断した場合に、通報者に対し「Live118」による撮影を依頼されます。






