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死亡保険

死亡保険の基礎知識

 

死亡保険とは?

死亡保険は、病気やケガなどで死亡または高度障害になった場合に、自分と家族の生活を守る、大切な備えです。病気やケガなどで入院した場合は、死亡保険からは保険金は支払われません(医療特約をセットしている場合を除く)。

 

 

死亡保険って必要なの?

病気やケガもなく健康に毎日を過ごすことは、とても大切です。しかし、予期せぬことで、大切な方が病気やケガなどで死亡または高度障害になった場合、悲しみとともに、金銭面でも大変な状況になることがあります。

万が一、一家の大黒柱の方が死亡したり高度障害となった場合、収入が途絶えてしまい、遺された家族は生活が不安定になってしまう可能性が大きくなります。
日本では、国民年金や厚生年金といった公的年金制度から「遺族年金」が支給されます。勤めていた会社からは「死亡退職金」が支給されるケースもあります。それに加えてこれまでの「貯蓄」があった場合でも、遺された家族が今まで通りに今後も生活をしていくのは難しいかもしれません。
遺された家族が、今まで通りに今後も生活できるために、加入しておくのが死亡保険です。

 

死亡保険の種類

死亡保険に加入する時は、具体的にどの種類の死亡保険に加入するのかを選ばなければなりません。「死亡保険の種類」があることはご存知でしょうか?
なんだか難しそうと思われるかもしれませんが、死亡保険の種類は基本的に3種類です。

 

①定期保険

死亡保険での定期の意味は、「一定期間」のことを指します。定期保険は、例えば10年間といった一定期間、または「加入者が何歳になるまで」など、保険期間に限りがある保険です。保険期間が満了すると保障はなくなります。一定期間(保険期間)中に保険の対象となる方(被保険者)が亡くなった場合に、遺族は死亡保険金を受け取ることができます。
しかし、定期保険は、保険期間中に解約することで受け取ることができる解約返戻金は全くないかあってもごくわずかで、保険期間終了時に戻ってくるお金(満期返戻金)はありません。したがって、定期保険は貯蓄性がありません。一般的に「掛け捨てタイプ」が主流となっています。
掛け捨てタイプは貯蓄性はありませんが、同程度の保障内容で終身保険に比べて保険料が安いというメリットがあります。一次的に特に保障が必要となる期間への備えに適しています。
まずは、保障が小さめの終身保険などに別に加入しておき、特に手厚い備えが必要な一定期間だけ定期保険を追加する、といった方法もあります。何度でも更新が可能な保険もありますが、保険料が高くなってしまったり、一定の年齢になると更新ができなくなるものもある為、保険選びは慎重に行った方が良いでしょう。

 

②終身保険

「終身」とは一生涯のことをいいます。終身保険は保険の性格上「満期」というものがなく中途解約しない限り保障が一生続く死亡保険です。「いつかは必ず死亡保険金(または高度障害保険金)が受け取れる」ということになります。また、終身保険は、解約した時に解約返戻金があり、一般的には加入している期間が長くなればなるほど、多くの解約返戻金が受け取れる仕組みとなっています。
また、税金面でも被保険者が死亡した場合、死亡保険金は「みなし相続財産」として相続税の課税対象となります。
しかし、死亡保険金には非課税枠が設けられているため、死亡保険金と同額程度の預貯金を相続するより、相続税の負担が軽減できるという特徴があります。こういったことを念頭に、資産の一部を終身保険として保有される方もいらっしゃいます。
したがって、終身保険は貯蓄性のある保険に分類されます。しかし、毎月支払う保険料は、同じ保障の場合、定期保険と比べると高くなります。

 

③養老保険

養老保険は、死亡保障と貯蓄を組み合わせた保険です。養老保険は保険期間に限りがあるため、「定期保険の一種」とも言えますが、満期保険金と死亡保険金が同額であるという特徴もあります。「積立貯金に死亡保障がついている」というイメージです。「生死混合保険」とも言われています。老後の生活資金向けに貯蓄をしながら、万一の死亡リスクにも備えられるというメリットもありますが、同程度の保障の保険と比較すると、定期保険・終身保険よりも保険料は割高になります。

 

FPからひと言

万が一は予測不能です。いざという時、残されたご家族や大切な方がその後も幸せに暮らしていけるように保険選びはしっかりと行いましょう。自身の加入している保険の見直しをしたい、家庭環境が変わる、新たに保険に加入したい等、いつでもお気軽にご相談ください。

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